男子寮
第6章 快斗×利央 友達として
利央side
「マジ?今から行くよ」
土曜日の朝、友達の雄也から電話で目が覚めた。
「話がある」と言うので、会う約束をした。
「行くの?」
俺の電話で一緒に起きた快斗が聞いてくる。
「あぁ…」
「雄也?」
「あー、うん」
エスパーかよ…。
「じゃ、いろんな意味で
気をつけて行ってら~」
凄い気になる…。
「なんだよ…それ」
「行けばわかるよ、」
始めにも言ったが、
俺たちは付き合ってない。
性欲処理としては使うが、
挿入はしない。
理由は簡単。
どっちもタチだから。