無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

キモいと思いながらも鳴り止まない胸の音。



それって、まさか、そういう....？

いやいやいや、まさかぁ...



否定しながらも、しっかりと期待はしていて。


そして、その期待は



「だって、いつの間にか僕、“親友”として亞に接してたんだもん」



颯太によって呆気なく打ち砕かれた。



「.......しん.....ゆう.....？」



ぽつりと呟かれた上野の言葉に


颯太はこれでもかと言うほど大きく首を縦に振った。



「うん。だって親友だと思ってる人に一生話しかけることも出来ないなんて、辛いでしょ？」



颯太のその言葉を最後に静まり返る一同。



「？？え、な、なに？」



困惑する颯太。


驚きながらもホッとする上野。



「2人の間にはなんかあると確信してたけど
“ルール4”？たかがそんなもんが....
2人がくっつくのが理想だけど.....3P....悪くない」


ブツブツ物騒ながら状況を纏めるためか、独り言を呟き続ける滝波。


そんな中、俺1人。



“颯太の告白を受け、おkしようとした瞬間、振られた”



正にその時の上野を体験していたのだった。



あぁ.......死にてぇ....