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きづいてよ!

第1章 冷たい男




「……」


あたしの目をそらして帰ろうとする


「逃げんなっ!」


あたしは鈴木の腕を掴んだ

そしたら加奈子が鈴木の前に来てこう言った


「ごめんね鈴木君

紗世は言ったことはやんないと気がすまない人なの」


ニヤリと微笑む


鈴木はため息をついてあたしの目を見た


「どうせお前が負けるけどな」

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