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俺の弟はホモなのか?

第19章 ★新章★僕の兄貴は俺を解っていない!

兄貴は…大学に入り……


医療器具の研究にのめり込んだ――――…



極細の注射針とか…点滴の容器とか―――…



医療関係に近い大学で…初めは介護を学ぶ予定だったのに―――――…



「毎日…毎日…針とか点滴とか…ガーゼとか…楽しいの?」



「楽しいかって言われると疑問だが―――――…やりがいはあるぞ!」





鏡の中の兄貴は…ニコニコしながら制服の襟を直す…




「――――…ちょっと…羨ましい…」




俺は…兄貴の肩を抱き寄せて…頭を寄せる…




「///羨ましいって…なんだよ…」



兄貴は、照れながら…俺を支える…



「―――…俺…やりたいこと…ない…


兄貴を追いかけるの必死で…


将来とか…考えた事…ない…」




すると…落ち込んだ俺を見て…


兄貴が…頭をポンポンと…撫でてくれた―――――…



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