俺の弟はホモなのか?
第19章 ★新章★僕の兄貴は俺を解っていない!
「ひっ!ぐぁ――――…にぃに〜〜〜〜〜…イッく!イク―――――…」
噛まれた痛みが…
快感に変わる―――――…
優しかった…キスが…不満だった訳じゃない…
ただ…俺に……執着してるとは思えなかった…
でも――――――…俺の高ぶりの頂点で…
肩を噛まれた事に……
執着よりも強い……
何かを感じた――――――…
「んぐっ!ミチル!俺も――――――――――!!」
兄貴も…俺の肩を噛みながら…
強く腰を捩じ込ませる――…
「「イッ―――――!」」
シンクロする二人の
熱
声
痙攣
シーツに飛び出した…俺の…精液…
俺の中に…注がれる…精液…
「―――――にぃに…好き…
好き―――――――…
愛…して…」
俺は…何かを…囁き……
肩のピリッとする痛みに…
意識を…並べ……ベッドに溶ける――――――――…
「――…ミチル…
相変わらず……微妙に…鈍感」