俺の弟はホモなのか?
第21章 ★新章★僕の兄貴は何かを隠している?
―――――――――…
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜…疲れた」
「あ゛〜〜〜〜〜…疲れた」
マンションに入るなり…
俺と、兄貴は倒れる様に…ソファに崩れた…
「はぁ?兄貴は遅刻した分際で!何が“疲れた”だ!!」
兄貴は、しまった!!って顔で…俺の顔をチラ見した…
「――――――――…ごめん…」
「――――…まっ…///…
泣くほど…俺のスピーチに感動してくれたみたいだし…」
横目で兄貴を見ると…
少し…表情が曇った―――…
「――――…ミチル…
キス―――――――…していいか?」
「―――…兄貴?」
なっ…なんだ―――――…
兄貴から…キスをしたいだなんて!!