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「！ミッミチルか？！何だよ！」



ミチルは、俺の部屋のドアを開けると…


ピョコン！と顔を出した…


「にぃに？凄い…声したけど―――…？」



ミチルは、大きな瞳をクリクリさせながら俺を見つめる…




「だだだだ…大丈夫！だ！」




ミチルは、「ふ〜ん」と言いながら、俺の部屋に入ってドアを閉めた




「にぃに？勉強教えて？」


「ぇ？勉強？」



おいおい…小学三年の勉強か〜久しぶりですよ！？


「算数なんだけど…」



懐かしい！中学に上がると、算数は数学って呼び名が変わるんだよなぁ〜



「算数か〜…どれどれ？

しかし…ミチル…俺、勉強は不得意だぞ？」




ミチルは、「ん〜…」と考えて…「僕もだよ！」とニッコリ笑う…




そうか？母さんから…ミチルが勉強が苦手だとは聞いたことは無い気がするんだが…？



「まっ…いっか―――…

見せてみろよ…」



ミチルは、俺の反応に顔をパァ！っと明るくさせた