俺の弟はホモなのか?
第28章 ★新章★僕の兄貴は僕を試しているのか!?
「ははは…外まで、山岸君の絶句が聞こえたよ〜…
だよね〜…ミチルの兄貴ってだけで結構ハードル高かったりするんだよ〜!
出来のいい弟がいると、“兄貴もか!?”ってね…
でも、俺は俺は―――…
ミチルはミチルだから――…
これを期に、仲良くしてやってね?」
兄貴は、テーブルの上に飲み物を置くと…にっこり笑って立ち上がった…
「すっ…すみません!そんなつもりじゃぁ…
僕は///逆に優秀な兄貴ばかりの家で――――…
それで…学力が…すべて…って――――…教わってきたし…
それに…それに…――…」
山岸は、聞こえて居たことに…自分なりの謝罪を始めた―――――――…
「そっか…山岸君は…それでも腐らず…頑張って来たんだね!エライエライ!」
兄貴は、山岸の頭をポンポンなでなでと…子供みたいに撫でてやる―――――…
チクッ―――…っと…嫉妬した…
でも…
山岸の嬉しそうな顔を見て…
俺も…あんな顔してるのかな?
とか…思った――――――…