俺の弟はホモなのか?
第30章 ★新章★僕の兄貴はデートに食いつくのか!?
しかし、山岸もこの状況になれてきたのか…
挙動不審だが…ファミレスを楽しみだした…
で、照井はそんな山岸をからかいながら…
ドリンクバーの使い方や、店のシステムを然り気無く教えていた…
そんな照井の気配りを見ながら…
俺は、兄貴の事を考えていた―――――――…
俺の知らないことをいっぱい知っていた兄貴は…
小さい時の…俺のヒーローだった――――――――…
いつも…助けてくれて…
いつも…側にいてくれた…
兄貴……
それは今も変わらない…
「うゎ!!杉浦君!!このポテト!!上手い!!体に悪そうな味が―――…癖になる!」
俺は、メガポテトに食い付く山岸を見て…チッと舌打ちをしてしまいそうになった!!
ったく!!兄貴の事考えてて、気分良かったのに!!