
俺の弟はホモなのか?
第32章 ★新章★俺の弟は勝負師なのか?
「―――…聞いていたなら…話は早い…
カケルと…付き合いたい――…
――――…ダメかい?」
「ダメです!!」
ミチルは、即答し……
俺の前に立つ――――――…
「え!!えぇ////っ?先輩?何を言ってるんですか!?」
俺は、この異様な光景に…ワタワタしてしまった!!
「―――…言いましたよね…誰にも…渡さないって――――…」
ミチルは、先輩を睨み付けながら……拳を握る―――…
え……これ…修羅場?ってやつ…?
え〜〜〜〜〜〜〜…なんか…
俺の想像していた…修羅場と…違う…
「あの〜…先輩と…ミチル…何を―――…話してるの?渡す?渡さないって…何?」
俺は、睨み会う二人の間に入ろうとした――――…
が!!サッと、ミチルに阻まれる――――――――…
「――――…キス…も…セックスも…させませんよ…
唇も――――…
体も―――――――――…
俺だけの……カケルですから…」
「///やっぱり――――――…
カケルと―――――…
君達……兄弟「わかってますよ―――――――――…
そんなの――――…産まれた時から…」
ゾクッとした―――――…
ミチルの声が―――――…
あまりにも…冷静で―――…
室温の温度が低くなった気がした―――――――…
