俺の弟はホモなのか?
第33章 ★新章・最終章★俺と弟はホモなのか?
俺たちは大学から…手を繋いだまま…マンションに入る―――――――…
すれ違う人たちは…手を繋ぐ男同士にギョッとしていたが…
子供の様に泣きじゃくる制服の男子を…よしよし…と、宥めながら歩く男性は…いかにも兄弟っと…解る関係だったに違いない…
俺たちは、マンションの玄関を入った途端に!!
……見つめあい――――…
唇を重ねた―――――…
「んっ…。んっ…カケル…カケル…カケル――――――…」
ミチルは、唇を重ねながら…何度も―――…何度も何度も…
俺の名前を囁く――――…
可愛い…ミチル……
まだ…子供のミチル―――…
無理して…背伸びして…
大人ぶってた……ミチル――…
俺が……そう…させちゃった…
ミチル…
「ミチル……好きだよ…ミチル…」
「兄……貴……///…俺も…ぅっ…うっ!」
また…泣き出す………
まだ…子供の……ミチル…