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『うん』

元気なさげに星が言う


～帰り道～


『なぁ、星って好きな奴いるのか？』

『うーん、いるよ！』

めっちゃショックだった
だって好きな奴がほかに好きな奴いるんだよ
はぁ、ため息しかでてこねぇ

『きーくん？』

こいつはなぜかいつも俺のことをきーくんとよぶ

『ん、なんだ？』