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狼女と吸血鬼男

第7章 ♣︎変化族♧

しかし、ある日、リリーは、聞いてしまった…

《あぁ、あいつ、狐なんだ!狐なんて、皆同じさ、そのうち、俺も食われるんだ!どうせ!っち、あんなきたねぇ狐に何で惚れたんだよ!っけ!》

リリーは、おもった。




すてられるなら
(殺られるのなら)


いっそ
(しずかに)



殺ってしまおうか…?
(殺ってしまおうか…?)

彼女は、彼を殺した、泣きじゃくった、殺さなければよかったと後悔はしてなかった、けれど、泣いた…

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