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浮気断定社

第4章 戦闘準備

冴えない服を着て指定されたエステへと足を向けた。


繁華街の裏通りにあるエステは不思議な空間だった。


私のすぐ後に入ってきた女性は
コートを脱ぎ捨てると
ボンテージルックだった。


「今日の客最悪!

 SMとスカトロは違うって
 何度も説明してんのに
 汚物を食べさせろってうるさくて。
 私はそっちの趣味はないのよ。」


女性のコートを受け取りながら
おねえと思しき店員が笑顔で応対する。


「定義もわからない無礼者最近多いのよねえ。

 黒猫ちゃんお疲れ様。

 さ、そこの施術台に横になって。」



黒猫と呼ばれた女性はボンテージを脱ぎ捨て
あっという間に裸になった。


その裸体は女の私でも見惚れてしまうほど美しい。

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