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笑って?

第1章 prologue




  きっと、初めから
  こうなってしまう
  って決まっていたの
  かもしれない。


  少し分かってた、

  ならないでほしい と
  強く願っていても、
  いつかは‥って
  覚悟は出来ていたんだ。


  だけど、ね?

  貴方と過ごせた
  短かったけど
  幸せの凝縮された
  あの時間の中では、

  そんな不安を
  全部、全部、
  消し去ることが
  出来たんだ。


  ねぇ、
  貴方が私にくれた
  あの言葉、
  貴方は覚えてるかな。


  そんなに飾られた
  言葉じゃないけど、

  私はこの言葉を
  今でも信じてる。


  信じて、今日も
  最高の笑顔で
  笑うんだ。



  また貴方と一緒に
  笑い逢える日が
  きっと来るって
  信じて‥




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