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龍二と海里の7日間

第1章 出会い

龍二side



死に神と最後を生きる。

面白いかもしれない。

どうせ死ぬなら
そんな体験を
してみてもいいだろう。



「‥‥‥俺が死ぬまでずっとそばにいてくれるの?クス」


「‥‥あぁ」



本当に死に神か?


と、思うくらいの
優しい顔で俺の
頭を撫でる。


大きくて暖かい手。

ホッと安心する手だ。



 

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