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男の娘をプロデュース!?

第4章 モデルと言う名の着せ替え人形

女子二人に可愛い可愛いと連呼される早乙女君の表情は確実に照れだけではなくなってきていた。

微妙な変化だが私はそれを見逃さない。

照れた中にもどこか自信が生まれてきている。

「軽く化粧でもしてみる?」

「い、いやだよっ!!」

びくんっと震えて慌てて私から逃げる。

さすがに化粧まではハードルが高すぎたか。

でもまあ、二回目にしてはなかなかの手ごたえだ。

私たちは目を細めて早乙女君の乙女化を眺めて小さく頷いていた。

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