『ココだけの秘密』第7章「冬の足音」　32ページ

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ココだけの秘密

第7章冬の足音

雪に覆われ、凍える日々の為に、数種類の漬物を作り貯蔵します。

私が小さい頃は祖母が、子供なら二、三人スッポリ入る程の木桶に、ドッサリの漬物を漬け込んだものです。

屋根近くまで雪に覆われる日も少なくなかったので、しょっ中買い物にも行けず、色とりどりの漬物を楽しみながら大勢の家族で食卓を囲んだものでした。

驚くなかれ、10人家族でした(笑)

あの頃は、どんなご馳走よりも家族の百面相の様な喜怒哀楽の顔と漬物がご馳走でした(笑)

今は懐かしい昭和の思い出です(^_^;)