感じさせて その後
第1章 帰宅
数か月後のある日
「疲れたぁ〜〜〜」
俺は
玄関に靴を脱ぎ捨てると
目の前の
うさちゃんを抱きしめ
キスをねだった
「お疲れさま」
そう言って
うさちゃんは
ちゅっ
と、小さなキスをくれる
俺が
就職してから
はじまった
儀式。
「今日、なに?」
「心矢の好きなものよ」
「ほな……ハンバーグか?!」
「当たりっ」
うさちゃんは
相変わらず
俺に毎日
手料理を食わせてくれる
食べてくれるんが
……うれしいんやて。
「やったぁ〜!
ほんま、うれしい!
ほな、風呂入ってくるな
明日は休みやし
ゆっくり食べたいねん。
汗臭いやろ?
ごめんな?」
俺は
仕事から帰ってくると
たいてい汗臭いのに
うさちゃんは
嫌な顔ひとつせず
俺に
キスしてくれるんや
ほんま
よーできた
俺の恋人
「疲れたぁ〜〜〜」
俺は
玄関に靴を脱ぎ捨てると
目の前の
うさちゃんを抱きしめ
キスをねだった
「お疲れさま」
そう言って
うさちゃんは
ちゅっ
と、小さなキスをくれる
俺が
就職してから
はじまった
儀式。
「今日、なに?」
「心矢の好きなものよ」
「ほな……ハンバーグか?!」
「当たりっ」
うさちゃんは
相変わらず
俺に毎日
手料理を食わせてくれる
食べてくれるんが
……うれしいんやて。
「やったぁ〜!
ほんま、うれしい!
ほな、風呂入ってくるな
明日は休みやし
ゆっくり食べたいねん。
汗臭いやろ?
ごめんな?」
俺は
仕事から帰ってくると
たいてい汗臭いのに
うさちゃんは
嫌な顔ひとつせず
俺に
キスしてくれるんや
ほんま
よーできた
俺の恋人