闇夜に輝く
第17章 微妙な変化
その後、自分のノートパソコンに担当キャスト別に、指名客の名前、来店日時、滞在時間、ボトルの有無、一緒に来た客の指名キャスト、使った金額や、キャストから聞いた客の情報を書き込む。
この作業を始めたばかりの頃、西野さんにはバカにされたが、増田さんは続けられるところまでやってみなと言われたので半信半疑で続けていた。
そうして顧客情報を月ベースでデータ化し、どのくらいの来店頻度なのか、指名期間がどのくらいなのか、一回で使える金額はどのくらいか、月で使える金額がどのくらいか、などをまとめておく。
それをキャストとのミーティングで使うかはキャストの性格を見ながらにはなるが。
最近は担当の黒服はしっかりこういう事を把握しておかなければならないと海斗は思っていて、引き続きこの作業を続けていこうと思い始めた。
これにはいくつか理由がある。
まずは海斗の性格の問題。キャストミーティング中に西野さんや増田さんのように軽い感じて話を盛り上げて行くことが苦手であるということ。
何か話題のきっかけがないと無言になってしまいがち。
やはり共通の話題はお店でのことなので、そこから話を広げていく手法を取った。
この作業を始めたばかりの頃、西野さんにはバカにされたが、増田さんは続けられるところまでやってみなと言われたので半信半疑で続けていた。
そうして顧客情報を月ベースでデータ化し、どのくらいの来店頻度なのか、指名期間がどのくらいなのか、一回で使える金額はどのくらいか、月で使える金額がどのくらいか、などをまとめておく。
それをキャストとのミーティングで使うかはキャストの性格を見ながらにはなるが。
最近は担当の黒服はしっかりこういう事を把握しておかなければならないと海斗は思っていて、引き続きこの作業を続けていこうと思い始めた。
これにはいくつか理由がある。
まずは海斗の性格の問題。キャストミーティング中に西野さんや増田さんのように軽い感じて話を盛り上げて行くことが苦手であるということ。
何か話題のきっかけがないと無言になってしまいがち。
やはり共通の話題はお店でのことなので、そこから話を広げていく手法を取った。