闇夜に輝く
第35章 登場人物紹介
後藤 忠志 (ごとう ただし)
北条組系橋本組若頭 後藤組組長
50代前半
ピンキーという風俗案内所をまとめていたヤクザ。普段はヤクザということは隠していて腰が低い。
一昔前までは面倒見が良くお人好しで騙されてばかりの落ち目のヤクザだった。
しかし、優矢との事件で一気に橋本組の中でも力を強め、橋本組の中に自分の組も持てるようになった。
そしてその橋本組は上部団体である北条組の中でも力を強め、ニューアクトレスのある繁華街の利権を完全に手中に収めることとなる。
最近は繁華街の仕切りを松山に任せ、北条組の中で動くことが多くなり、街にはあまり現れなくなった。
優矢には昔からおっちゃんと呼ばれ、親子のような関係で、ちょくちょく他の街に飲みにいく。
松山 (まつやま)
北条組系橋本組内 後藤組若頭
30歳
後藤に代わり風俗案内所ピンキーを拠点に風俗関係のケツ持ちを全て任されている。
昔は坂東が所属していた半グレ集団の頭だった。
解散後に後藤に拾われて正式に組員となる。
精悍な顔付きと綺麗に整えられた顎髭のナイスガイ。
橋本組の中で唯一のイケイケのヤクザ。
ただ、懲役に行っている間にゲイに目覚める。
普段は後藤組若頭としてキッチリ仕切っているが、たまにオネエ言葉が出てしまう。