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私の秘密

第8章 私の先輩

「青春って感じだね」




七坂先生は泣き止まない私に
優しく微笑んでくれた。




「大丈夫?元気…出しな」


「ありがとうございます…」


「にしても湯茶はひどい奴だな」


「ち、違うんです!!
悪いのは全部私なんです!!鐸斗先輩は何にも悪くないんです!!!」


「誇春さんは本当に湯茶が
好きなんだね。その気持ちが伝わってくるよ」
















本当に好きなんだね







そんなの分かんない……


前とは違う………




先輩に対する気持ちが………

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