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私の秘密

第13章 会いたいけど会えない

「あれ?誇春さんじゃないか…」

「ぁ…七坂先生…」



一瞬、鐸斗先輩だと
思ってしまった私。

「おはよう」

「おはようございます」



「…ねぇ誇春さん。
誇春さんはいつも元気ないよね?」

「いや…いつもって訳ではありません。今日はたまたま…」

「そう…。だったら今日、
放課後保健室に来なよ?
きっと元気になれるから!」


七坂先生はそう言うと
門を飛び越え行ってしまった。

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