ドラクエらんど
第14章 ブラック…
「うああっ…!!」
悪魔野郎からの連続攻撃で、俺たちは手も足も出せずにいた。
「はあはあっ……大丈夫か、月影!」
俺は地面にうつ伏せに倒れてる月影に呼びかける。
「………」
まずい、返事がない。
この中で一番レベルが低いのは月影だ、もう2、3回攻撃を受けている。
そろそろヤバイかもしれない…。
悪魔野郎は俺たちを一気に殺さない。
ジワリジワリと傷めつけて遊んでやがる。
「月影、お前はもう動くな…!」
俺は息を整えながら、悪魔野郎を睨み付けた。
『月影はよく頑張ったぴょん! あとはボクたちに任せるぴょん…!』
「…っ…」
それでもゆっくりと起き上がろうとする月影。
「かっこつけてんじゃねぇ! それ以上戦ったらお前また死ぬぞ…!」
…いや、かっこつけてるのは俺かもしれない。
何もできないくせに戦おうだなんて…。
なにが情報屋、だ。
なんの役にも立ちやしない…。
「クックック。くだらない友情劇は終わったか?」
悪魔野郎がバサバサと羽をばたつかせながら、再び上空に上がった。
「心配しなくとも、全員殺してやる!」
悪魔野郎は俺たちに向かって急降下してきた。
『ベキラマ…!!』
そうはさせないと、うさ公がすかさず呪文を唱える。
真っ赤な炎が悪魔野郎を包み込む。
が、すぐに炎は消し飛んだ。
「ハハハッ! そんなもの痛くも痒くもないわ!」
悪魔野郎は鋭い爪で俺たちに襲いかかってきた。
悪魔野郎からの連続攻撃で、俺たちは手も足も出せずにいた。
「はあはあっ……大丈夫か、月影!」
俺は地面にうつ伏せに倒れてる月影に呼びかける。
「………」
まずい、返事がない。
この中で一番レベルが低いのは月影だ、もう2、3回攻撃を受けている。
そろそろヤバイかもしれない…。
悪魔野郎は俺たちを一気に殺さない。
ジワリジワリと傷めつけて遊んでやがる。
「月影、お前はもう動くな…!」
俺は息を整えながら、悪魔野郎を睨み付けた。
『月影はよく頑張ったぴょん! あとはボクたちに任せるぴょん…!』
「…っ…」
それでもゆっくりと起き上がろうとする月影。
「かっこつけてんじゃねぇ! それ以上戦ったらお前また死ぬぞ…!」
…いや、かっこつけてるのは俺かもしれない。
何もできないくせに戦おうだなんて…。
なにが情報屋、だ。
なんの役にも立ちやしない…。
「クックック。くだらない友情劇は終わったか?」
悪魔野郎がバサバサと羽をばたつかせながら、再び上空に上がった。
「心配しなくとも、全員殺してやる!」
悪魔野郎は俺たちに向かって急降下してきた。
『ベキラマ…!!』
そうはさせないと、うさ公がすかさず呪文を唱える。
真っ赤な炎が悪魔野郎を包み込む。
が、すぐに炎は消し飛んだ。
「ハハハッ! そんなもの痛くも痒くもないわ!」
悪魔野郎は鋭い爪で俺たちに襲いかかってきた。