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ドラクエらんど

第2章 メラメ~ラ

ゲームがリアルになるなんて…。
僕はほっぺたをつねってみた。
普通に痛い…。
てか、さっきも木にぶつかってめちゃくちゃ痛かったし。



「そういえばさっき、スライムの身体を通り抜けてしまったけど…?」

「あなたは登録してないからね。見たり感じたりはできるみたいだけど、攻撃できないし攻撃されることもない。ゲームを見てる観客といったところね」

「なるほど…」



参加しないと何もできないんだな…。



その時、再びガサガサと物音がした。
トシヤとまあやさんのスマホから戦闘音楽が鳴った。



「嘘っ…今度はスライム2体!?」



僕たちの目の前にスライム2体が現れた!
今度はやや小振りだ。



「アキラっ……頼む!!」



トシヤに呼ばれて僕はスマホを取り出した。
もう迷ってる場合じゃない!!



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