この日この時この瞬間。
第42章 Iam crazy.
八つ当たりしてごめんなさい。
いつも迷惑かけてごめんなさい。
泣き虫でごめんなさい。
伝えられなくてごめんなさい。
いつも謝るとしても
「ごめんなさい。」
じゃなく、
「ごめん。」
そんな事まで
なぜか悔しくなるんですよね。
苛々して
狂ったように生きる自分。
わけも分からなく手に取って投げつけた。
鋭い音がして、
はっと気付いたら
足から血が出ていた。
壁に鏡を投げつけた事が分かった。
破片から小さく映る自分が
憎く思えた。
自分なんか嫌だ、
嫌いだ、
そう言ってる人に限って
それは綺麗事なんですよね。
私もその一人なんですよね。
そんなあっさりしたものなんでしょうか。
私は
自分なんか嫌いだ、
って思ってるくせに
一番自分を庇ってるのは自分しかいないんですよね。
「私が悪い」
って言わずに、
「いや、だって私は―…」
って言い訳を探してるんです。
結局は自分が一番大事になってるんです。
自分が嫌いなら
諦めてしまえば
もう自分をやる事はないのに。
素直になりたい。
好きな人ならできた事はあるけど
愛した事はない。
そんな私でも
いつかは愛せるかなぁ
なんて思った。
出会いあり別れあり
とか言うなら
その「出会い」に賭けて
信じてみたいと思った。
信じれる人になりたいと
思った。
こういうのもやっぱり
自分が好きだから
生きる希望
だったりするんだろう。