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箱……弐

第1章 箱




それなりに……恋愛もした…





でも――――――…






結婚には…縁がなかった…






一人が気楽でいい―――…


と、思っていた時期が…悔やまれる…






一人は寂しい――――…



一人は怖い――――――…



一人は……





寒い―――――――…






唯一…

私の居場所である実家にいても――――…



寂しさと寒さは……


私の両隣にいて……毎日を不安にさせる―――――…





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