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お味噌スープ

第18章 みぃちゃん

勿論最初は全然喋ってくれなかった


正しいかどうかわからないけど、お客さんには常に笑っててほしい


竜也は売れてるから指名被りで中々みぃちゃんに着かない


そんな中もお客さんはお金を払っているんだから楽しんでもらいたいって思ってる


始めてみぃちゃんの卓についたのはホストをはじめて五日が経った時だった


一日目


前田「失礼しまーす」


みぃ「ヘルプ?つまんない話しするなら喋りかけないでね」


前田「怖いっすね・・・喋りましょ!」


みぃ「・・・」


前田「お名前聞いてもいいですか?」


焼酎のジンロをドンッと目の前に置かれる


みぃ「それイッキしたら教えてあげる」


前田「いただきまーす!」


呑めないことないけどさすがにきつい


なんとかイッキした


前田「ごちになりました!お名前いいですか?」


みぃ「へぇーすごいね」


前田「名前は・・・」


みぃ「静かにして」


そのまま席を離れた


正直かなり屈辱だった


頭にきたけどお客様だからしかたない


そう想うようにした

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