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お味噌スープ

第30章 彼女

桃子と暮らして三ヶ月経った


桃子は完璧って言って良いほど家事をやってくれる


朝俺が起きてようが寝てようが必ず学校に行く前に俺に言うことがある


「りっくんいつもありがとう、学校行ってきます」


この声を聞くとなんか安心する


俺が起きるとちゃんと朝飯がラップに包んで出来ている


やはり完璧だ


栄養もちゃんと考えてくれてるメニュー


完璧だ


弁当も作ってくれている


素晴らしく完璧だ


最近彼氏が出来た見たいで自分の弁当と彼氏の分と俺の分の弁当を毎日つくって学校に行く


本当にいい子だ


彼氏か・・・


俺もそろそろ彼女が欲しいな。


そんなこと思いながら今日も出勤した

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