
お味噌スープ
第52章 結婚式当日
朝、五時に目が覚めてしまった
俺の腹の上で指をしゃぶって寝てる亜美菜をそっとずらしてリビングにいった
お母さんが既に起きていた
前田「お母さんおはよう」
お母さん「力也さん早いね、今コーヒー入れるから」
前田「ありがとう」
コーヒーを入れてもらい携帯をポチポチしながらタバコを吹かしていた
お母さん「力也さん、ありがとね」
前田「ん?どうしたの急に」
お母さん「メミはもう結婚できないと思ってたからね、あの子には父親が居なかったから苦労かけたから」
前田「大丈夫!任せてください」
お母さん「婿にまで来てくれてありがとう、私のわがままでごめんなさい」
前田「家は弟いるから大丈夫だよ、弟のほうがしっかりしてるしね!ばっははは」
お母さん「ありがとう」
お母さんは泣いていた
この家の人間はみんな泣き虫だ
だがそれがいい・・・
なんてな!
