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お味噌スープ

第8章 エリサ

次の日


店の前に昨日と同じ時間に行くが藤本さんの姿は無かった


11時を過ぎても藤本さんが来なかったので電話してみた


前田「もしもし( °∇^)]」


藤本「おはよう、朝からなんだよ?」


前田「おざまーす!店につきました」


藤本「だからなんだよ?」


前田「えっ?来ないんですか?」


藤本「今日からお前一人でやるんだよ!」


前田「えっ((((;゜Д゜)))そうなんですか?」


藤本「当たり前だろうが!!!しっかりやれよ」


前田「あの・・・」


藤本「まだなんかあんのか?」


前田「鍵もらってないですww」


藤本「忘れてた!今行くわ!」


藤本さんの家は店から歩いて五分ぐらいの場所にあるらしい


10分ぐらいしたらスウェット姿の藤本さんがアクビをしながら現れて鍵を渡すと


藤本「16時にまたくるから頑張れよ!なんかあったら電話しろ」


と言われさっさと帰っていった


掃除を済ませ早番の出勤確認をとる


まだ会ったことない人に「君だれ?」を連発できかれた


そして12時になり初めての一人受付が始まる


風俗案内所に連絡をいれる


お客様を流してくれるように頼んだ


店の目の前に案内所がある


後から聞いた話しなんだがここの店のオーナーと案内所のオーナーが繋がっているらしく、客の八割がうちに流れて来ていた


小さな街のネオン街だけど、俺が働いてたアイスは一番の売り上げをあげていた店だった

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