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お味噌スープ

第17章 頑張れ俺

駅の裏のマンションにエリサは住んでいた


中に入れて貰った


リビングに案内されコーヒーをごちそうになる


リビングの至るところにキティちゃんが山程あった


女の子の家に来ましたー!って感じがした


エリサ「んで?どしたの?悩んでるなんて珍しいね」


前田「あのさぁ、いきなり変な質問なんだけど・・・俺ってどんなやつ?」


自分がどんな人間なのかわけわからなくなっていたので変な質問をしてしまった


エリサ「どんなやつ?そうだねー」


前田「うんうん」


エリサ「はじめは大嫌いだったな」


前田「まじか!!!」


エリサ「うんww本指またせて怒らしたからさ」


前田「あれはすまなかった」


エリサ「でも、段々好きになってきたよ。観察力?って言うのかな?常に女の子一番で考えてくれるじゃん?」


前田「女の子居てこその風俗店員だからそれは当たり前でしょ!」


エリサ「ひどいのもいたんだよ!」


前田「そうかー」


エリサ「送りのときとかも一生懸命話しかけてきたじゃん?」


前田「うん」


エリサ「最初は疲れてるんだから話しかけんな!って思ってた」


前田「まじか!すまん・・・でもそれはみんなの事よく知りたいと想っただけで悪気はないよ」


エリサ「そうだよね。みんな待機場でそう話してたんだよ!お客さんつける為に色々きいて案内するときに指名してくれるように聞いてたんじゃないかな?ってさ」


前田「ばれてたか!」


エリサ「バレバレだね!タイソンの良いところはそこだよ!現にタイソン受付するようになってからお客さん着くの増えたってみんないってたよ」


タイソンのいいところか・・・


そうか!


なんかわかった気がした

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