私だけのかてきょ!
第1章 あいつとの再会
はい、そうですか。
とか言えるわけがないです!
「お、お母様〜!」
お母様って呼び方は昔からだから気にしないで下さい。
一応、うちはお嬢様?らしいので…
「どうしたの?はる」
「なんか琉依くんが…!」
「あぁ!もう来てくれたのね!これからお世話になるんだからちゃんとあいさつしておきなさい?」
な、なんか私…すごく嫌な予感が…
「お、お世話になるって?」
お母様はキョトンとこちらを見てきた。
「家庭教師に琉依くんを雇ったのよ。琉依くん頭いいし、しっかり教えてもらいなさい!」