テキストサイズ

second girl【完】

第11章 最後の温もり

泣き疲れと、何度も味わった快感で、空が明るくなる頃、私は隆史の腕の中で意識を手放した。








そして夢を見た。











愛しい隆史が私の名前を呼ぶ。










そして隆史が笑って言う。











「晶…愛している。












世界中で誰よりも」








私は隆史を真っ直ぐ見つめ微笑む。









「私も愛している。













世界中の誰よりも」








どちらからともなく瞳を閉じ、キスをした。










そのキスは永遠の約束のキス―…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ