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second girl【完】

第2章 急接近

「……だよね」




あれだけ顔が良ければ彼女だって居るよね。
居たない方が可笑しい。



軽くへこむ私に「ちなみに4年付き合ってるから」と由季はニヤリといたずらっ子みたいに笑ってから、




「鬼畜なんだけど、彼女には優しいんだわ」


「……」


「どちらかって言うと、彼女より隆史の方が惚れてるっぽい感じかな」



気に入ったって言っただけで何もそこまで言わなくて……



でもそれには由季なりの理由がある。


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