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second girl【完】

第5章 2番目

次の日、隆史は朝から「彼女に会う」と出かけて行った。




私は何時もと同じように、笑って見送った。










隆史、知ってる?




アナタが部屋を出て行った後
私がいつも泣いてること…




本当は引き止めたいこと…




本当は誰よりもアナタを独占したいということ…








知らないよね…







隆史の心は彼女だけだもんね…









やっぱりその日、隆史が私の部屋に来ることはなかった。




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