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second girl【完】

第7章 泣き虫ピエロ

だから、
ちょっとした言葉が嬉しい。
ちょっとした仕草が愛しい。




今…
隣りにいる隆史を、全身で感じていたい。
隣りにいる隆史を、瞳に焼き付けたい。






だって…







私達には未来がない。







いつかは終わりがきてしまう。







分かってるよ。

だから大丈夫。







ちょっとずつ…


ちょっとずつ…







覚悟を決めてるからね―…




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