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誘惑のサンタクロース

第1章 ☆




急に恥ずかしくなってきた。




本当のことを言ったほうが、よかったのだろうか?




そんなことを思っていると

彼はベンチから下りて

近くにあった枝を手に持った。




「わかるかも。

 こうやってこう?」



そう言いながら、地面に何か描いている。




そこには短いワンピースを着ているような、

女の人みたいな絵。




周りの4つの点がワンピースの上下、

真ん中の3つの点の所がベルトになっている。






「こういうサンタコスってこと?」


笑いながら聞いてくる。




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