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元風嬢、でも良いじゃない。

第4章 放置。プレイじゃなくて。

これは、元ホを家で囲い始めた頃のこと。




キャッチに出ているホストは、よほど不細工でない限り、番号を交換した。

キャッチが不細工だからって諦めることはない。
店にはイケメンもいる。


ある日、全く良いキャッチが現れず諦めかけて煙草を吸っていると、オラオラなちびが声をかけてきた。
あまりのオラつき具合+無料飲みで良いとの甘い言葉に連れられると、新店の小箱に連れていかれた。






オラオラは実は出勤日じゃなかったらしく、マネージャーに怒られフェイドアウト。名刺もなにもまだ…と、思ったけど、まぁ通える状況でもない。どうでも良いか。



ホストはほとんどが若い子たちで、今までの店とは全く勝手が違った。


なぜだかマネの計らいで、ラストまで居て好き勝手はしゃいで、ホストが勝手にお酒を頼み、居酒屋状態で遊び散らかした。ニートだって言ってあるのに。お金ないのに。





ら。







『なんかあったら、僕に連絡しなさい。お金は良いから。とりあえず、また明日どっかで会おうよ。』






笑顔のステキなお兄さんが連絡先交換を促してきた。

レンは笑顔がステキな紳士的な男の人だった。





《まぁオラオラ居ないしね。酔っぱらっちゃったしねーー。》


そんなノリで交換した。


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