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only one【完】

第11章 嫉妬

また大声を出そうとする私の唇を、高木さんが自らの唇で塞ぐ。



そして荒々しく私の胸を揉んでくる。









「んっッ……ッ…」












目には涙が溢れている。


こんなのイヤ…
こんなの私が知ってる高木さんじゃない…





私の肌に高木さんのヒヤリとした手が触れる。
その冷たさが、今の状態を現実だと思い知らせる。



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