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only one【完】

第5章 再会

私はどっちに座れば…




店長の隣りに座りたいけど、店長の席の隣りには、ちゃっかりと店長の鞄が置いてあり…




高木さんの横は空いている…











「座れ!」





もう一度かけられた高木さんからの声が、明らかにイラッとしていたので、仕方なく高木さんの隣りに座った。






高木さんの隣りに座ると、店長は気持ち悪いほどニコニコしている。




どことなく居心地の悪さを感じながらも、早々と注文を決めたのは、左側から漂う負のオーラのせいだっだ。











………………………………………………………―――――――――




「え~九条が結婚?」


「あぁ」


「あの九条がね~」









へぇ~結婚したんだ。






…って言うか、九条って誰だよ!

さっきから私の知らない話しばっかり。
夕飯代は浮いたからラッキーだけど、わざわざ私まで誘わなくたって…

あぁ~五郎でも誘って、飲みに行けば良かったかな…









「おい!晶」







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