Bitter sweetな関係【短編集】
第2章 S×N♡
S side
ホテルまで誘ってくるなんて…
内心びっくりしたけど、そんなことよりね…
そんなお酒で潤んだ目で誘うようなこと言って
「だめ…ですか?」
「ふふ、じゃ…行こっか」
どうなっても知らないよ?
俺たちはそのあとすぐにタクシーを呼んで、ホテルの近くまで行き、
歩いて向かって、フロントで部屋を取る。
「この部屋だよ」
そう声をかけてドアを開ける
「ンンッ…」
「チュ…ン…っ」
俺は部屋に入った瞬間、にのに深いキスをする。
にのもそれを待っていたかのように受け止める。
クチュ…ッ…
ふたりだけの室内にいやらしい音が響いている。
「しょ…ちゃん…ン…ッ」
俺の名を呼ぶにの。
「翔って…呼べよ…」
「しょおっ…ンンッ」
「和也…ッ…」