Bitter sweetな関係【短編集】
第4章 N×A♡
Aside
「も、もう…いいから…ごめんッ…」
辛そうな声で俺を止めようとする。
でも俺はどんなに苦しくても
「うぇ…ッ…」
にののモノを口から離さなかった。
「まさき…ごめんね…俺、貴方に求められたかったんだよ…」
にのは涙を一粒流した。
「にの…いや、和…俺こそ…ごめんね。俺…いっつも和のことしか考えてないから…ね?」
「ありがと…」
「和の…俺のナカにいれて?」
そう言って俺は和に抱きついた。
「優しくした方がいい?」
なんて少し楽しそうに笑う。
俺は
「ううん、激しくして?」
なんて言う。