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久恋。

第8章 変化。



今日の作業が終わり、
ぼーっと窓から外を眺めていると


突然耳元で声がした。


『…いい男ウォッチングしてんの?』


「ひぁっ!」


『変な声~(笑)』



…犯人は白山君。


「びっくりするじゃんか~…」


耳を押さえ、涙ながらに訴えると


『へぇ…そんなに夢中で見てたの』


と、面白くなさそうなご様子。


「はっ?
何を…!?」


『イケメンを?』


…は?



「なっ、なんでそう思…『し~ら~や~まっ! ゲームしようぜ!

あっ、先輩もどうっすか?』


理由を聞こうとしたら、臼井君に遮られてしまった。

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