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黒いバラ

第1章 1

次の日

時刻はもう10時を回ろうとしているところだ

今日は残業で後1時間は居ないと今日までのノルマを達成できない

全くついてない日だ

パソコンをカチカチと規則正しく打ってると隣から声が聞こえる

翔「あ、先輩も残業なんすか?これ良かったらどうぞ」

隣のデスクに座る彼の名は櫻井翔

一個下の後輩で仲は特によくはない

潤「お前も残業か 、コーヒーありがとう」

翔「いいよ、俺潤くんと違って優しいから♪」

こいつは調子乗りだ

二人きりになると決まって俺を呼び捨てで呼びタメ口になる

そしてなにより馴れ馴れしい

こいつは一体なんなんだ

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