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ねえ、大好きなんだけど。

第12章 誕生日パーティー☆★




はぁっ
緊張したあ!

スピーチがおわりステージをおりると
まさかの涼太がいた。

「りょ、涼太…」

「てめぇ」

「はっ!?」

「ちょっとこっちこいや」

「はっ!?」


まだあたしやることいっぱい
あるってのに!

手を掴んで離さないし
どっか向かってるし!


「ちょ、涼太っ」


ひとつの空部屋にはいり
あたしを押し込むとゆっくり
ドアを閉めた。

「…涼太?」


「…………」


なにもしゃべらず
向かってくる。


「ちょ、涼太ってばッ!!!!」


「黙って」


真っ暗。月明かりが涼太の
顔を照らす。


「なあ、お前まだ先輩のこと
好きなんか」


先輩…?

「奏真のこと?」

「ああ」

「奏真はもう好きじゃないよ」

「そか」

「涼太…どうしたの?」

「俺さ…お前が………くそっ」

「へ?」

「あー!へたれな俺!言え!」


?????
ナニゴトデスカ???


「瞳ッ!!!!」

「は、はぃい!!!」


「俺、お前が奏真先輩と
付き合うずっと前から………っ」

「うん」





「瞳が好きだっ!っ……っく」


よくみると涼太ったら
泣いてる(´^ω^`)


ってえええええええええええええええええええええええええええええええええ。

多分、今天地がひっくり返った。

え、そうだったの!?

「瞳っ…なんか言え…」

「くす…泣き虫」

「っ、、、、ばぁかっ」

「ありがと。涼太」

「っ…」

「もーう!泣き止めえ」

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