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ねえ、大好きなんだけど。

第5章 気持ちが溢れてく




胸に響く言葉。

すっと入ってきた。


「瞳様。帰りましょう」

松下の手があたしの
腕を掴む。


奏真の顔は歪んでいた。
でも西園寺家をでる直前


優しく微笑んだ。




こうして。あたしの
初恋は終わった。

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