テキストサイズ

ねえ、大好きなんだけど。

第9章 涼太


「き、きまずい」

「口にだしてんじゃねえよ」

あ、声に出しちゃったてへw

「瞳、俺と結婚する気あるの?」

い、いきなり!

「え?」

「俺と結婚する気あんのか」

「…わからないけど…多分まだ自覚ない」

「俺はいいよ」

「へ」

窓際にいる涼太が逆光のせいで
表情がわからない。

「だから、瞳とでもいいと
俺は思ってる」


「うん…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ