斉藤太一です
第13章 再会と約束
かすみの
その言葉に
甘えるように
しずくが
携帯電話の番号を
持っていることを
かすみに伝えて
僕は
クリーニング店に
戻った
店を開けて
急ぎの
お客さんに
お詫びの電話をし
仕上がった服を
届けると
それから
僕は
携帯から
目がはなせなくなっていた
一度
店は
休みにしようとしていたせいか
なんだか
仕事をやる気にもなれず
それでも
急ぎの仕事を
こなしながら
僕の心は
携帯電話に
注がれていた
せっかく
会えたのに
何一つ
思っていたことを
言葉にすることもできず
かすみの
手紙のせいか
いつの間にか
かすみが
少しでも
僕のことを
想っていて
くれてるんじゃないか・・
なんて
勝手に思っていたことに
気付いて
でも
それは
何年も前の手紙という
現実を
目の当たりにして
溜息をついた
ココに
戻って来てから
僕は
何度のため息を
ついているのだろう・・・
その言葉に
甘えるように
しずくが
携帯電話の番号を
持っていることを
かすみに伝えて
僕は
クリーニング店に
戻った
店を開けて
急ぎの
お客さんに
お詫びの電話をし
仕上がった服を
届けると
それから
僕は
携帯から
目がはなせなくなっていた
一度
店は
休みにしようとしていたせいか
なんだか
仕事をやる気にもなれず
それでも
急ぎの仕事を
こなしながら
僕の心は
携帯電話に
注がれていた
せっかく
会えたのに
何一つ
思っていたことを
言葉にすることもできず
かすみの
手紙のせいか
いつの間にか
かすみが
少しでも
僕のことを
想っていて
くれてるんじゃないか・・
なんて
勝手に思っていたことに
気付いて
でも
それは
何年も前の手紙という
現実を
目の当たりにして
溜息をついた
ココに
戻って来てから
僕は
何度のため息を
ついているのだろう・・・