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斉藤太一です

第13章 再会と約束

分かっていたんだ




自分でも
気付いていた




ただ

ちょっと
知らない振りを
していたけど


はっきりと
心の中で


思っていたんだ







本当に



しずくの
おとーさんに



なれたら・・・と。










なんだか

そんなことを
密かに思っていたことさえ





今では


恥ずかしいけど。

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